Google Analytics 4(GA4)へのアップグレード時に従来のユニバーサルアナリティクスはどうなる?

Google Analytics

以前より「App + Webプロパティ」という名前でβ版として提供されていたものが「Google Analytics 4」として先月正式にリリースされました。

すでに内容を確認された方も多いかとは思いますが、今までのGAとは内容が大きく異なります。まるで別物です。

従来のユニバーサルアナリティクスを使用しているGAでは、管理画面内のプロパティの列に「GA4へのアップグレード」というリンクが表示されるようになりました。

GA4へのアップグレード

この「アップグレード」という表現が「今までのアナリティクスが見れなくなるんじゃないか?」と心配させますが、実際に設定してみたところ、新しいGA4も従来のGAも両方とも閲覧できるようになりました。(プロパティを2個作成できます)

将来的にはGA4がメインとなるようですが、ユニバーサルアナリティクスも引き続き使用可能です。(現在のところユニバーサルアナリティクスの廃止の案内は出ていないようです。)

「GA4へのアップグレード」というリンクをクリックして設定を進めると、ユニバーサルアナリティクスのプロパティ(UA-XXXXXX)は残したまま、新しいGA4プロパティを作成できるようです。(2020年11月24日現在確認できています)

新しいGA4では”UA”が取れて数字のみのIDが表示されますので、プロパティの切り替えの際にもわかりやすいです。

GA4では「ビュー」が実質廃止(GA4の元である旧App+Webでビューというもの自体が存在しなかった)され、構造としては「アカウント」>「プロパティ」となり、「ビュー」にユーザー登録ができなくなりました。

ガレポでは、ビューにGCPから発行されるサービスアカウントIDを登録してAPI接続するため、GA4のレポートを現時点で作成頂くことができません。

ご不便をおかけして大変申し訳ございませんが、ガレポを使用してGAのレポートを作成される際には、従来のユニバーサルアナリティクスのプロパティとビューを使用しての作成をお願い致します。

また、これから初めてGoogleアナリティクスを開始されるお客様は、GAの画面左下に表示される歯車マーク(設定)をクリックし、中央上部に表示される「+プロパティを作成」をクリックされたあと、プロパティ名を入力、タイムゾーンと通貨を日本にして(海外からのアクセス計測する際はそれに応じた選択をして)「詳細オプションを表示」のリンクをクリックし「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」をオンにして設定を進めていただければ幸いです。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

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